1975年に並木孝雄が創設した東京マイム研究所。
そこはマイムを学ぶ場であると同時に、
1期生イトー・ターリをはじめ、
社会からちょっと(あるいは大きく)はみ出した者たちが
自由気ままにたむろし、何でもありのスタイルで表現することを許された、
愉快でシュールな空間だった。
その流れを汲む新大久保イスラム横丁の地下劇場スタジオエヴァ。
これまで多くのマイミストの研鑽・発表の場として愛されてきたが、
時代の波に翻弄され、今や虫の息‥‥さて、どうなる!?
この秋、エヴァ開設10周年を機に有志が集い、初心に戻って 作品創りに挑む。
なぜ ここに来たのか?
何をすれば納得できるのか?
互いに 問い合いながら‥‥
スタジオエヴァ 開設10周年記念特別公演
「イカロス〜飛翔と墜落の果て」
〜瀕死のエヴァに吸い寄せられた老若男女による実験的 共創プロジェクト〜
(身体表現アンサンブル公演)
◆日時:
10 /18(金)19:30
19(土)14:30満席
19:00
20(日)14:00満席
※開場は上映時間30分前
◆作・出演 Team ICARUS
演出 伊熊仁美
照明 板谷静男
音響 中津邦仁
舞台監督 内田将大
※Team ICARUS メンバー
細川紘未・阿部邦子・島袋ぢぇみ・marron・新谷高志・HANA・森千代子
●料金
一般 前売 ¥3,500
当日 ¥4,000
高校生以下 前売 ¥2,000
当日 ¥2,500
★応援チケット(指定席) ¥7,000
※お礼の写真、メッセージ付き
●会場:スタジオエヴァ
東京都新宿区百人町2−6−7 ライズ高踏園地下1階
JR山手線 新大久保駅 徒歩4分
●お問合せ
studioeve001@gmail.com
●企画 イカロス公演実行委員会
●共催 (質)ささらコミュニケーションズ
TOKYOマイムシティ
●協力 スタジオエヴァ
TOKYOマイムカレッジ
<プロフィール>
東京マイム研究所(5期生)・気球座を経て渡米し、エティエンヌ・ドクルーの助手を務め バリ舞踊にも造詣が深いレナード・ピット氏の下でムーブメントを学ぶ。
地元サンフランシスコのマルチメディア前衛劇団George Coates Performance Worksの主要メンバー に抜擢され、全米各地、ドイツ、ポーランド、旧ユーゴスラビアの舞台に出演する傍ら、米国の狂言劇団Theatre of YugenやBerkeley Repertory Theatreの興行にも参加し、年 間200ステージをこなしていた時期もあるが、出産を機に演劇界を引退。
以来30年以上、身体性を通じて獲得した語学力を活かして官公庁や大手企業向けの翻訳・通訳を手掛けているが、“行間を読む”“言外の意を汲む”ことに常にこだわってきた。
“無言で通じ合う”に魅了されているのは今も変わらず、15年前から伝統中国武術の修行を 開始。
最近は“気の交感”を深めるべく、合気(愛魂)柔術の道場にも通っている。
●ひとこと♪
シアターパントマイムに魅了されて、早、数十年♪
舞台の上には何もなく、観る人の心のスクリーンに、空間に現れる!
その空間の中で、繰り広げられるストーリー。
言葉を発しないからこそ、ダイレクトの観る人のハートに届く物語。
ありがたい今この瞬間の奇跡に感謝して、
舞台に立たせていただきます♪
今回の新しい取り組みに、
ドキドキワクワクしています♪
<プロフィール>
パントマイムを並木孝雄氏に師事。
文化庁在外研修員として2001年渡米(NY)。
並木氏の遺志を引き継ぐ、TOKYOマイムカレッジを2004年に開校!
パントマイムの魅力と可能性を広く一般に伝える「スーパーパントマイム伝道師」に自ら就任し、黙演だけでなく、話術も活用。
2014年、パントマイム専門スタジオ「スタジオエヴァ」開設。
パントマイムアーティストグループ「マイムリンク」代表、日本パントマイム協会役員を務め、パントマイム界を牽引している。
200歳の人間国宝になることを目標に、日々邁進中♪
*著書「みんなのパントマイム」(芸術新聞社)
●ひとこと♪
スタジオと自分が一体化すること。
メンバーとの気をあわせ…。
ここからイカロスの稽古は始まります。
真っ暗な海にひょいっと放り込まれるかのごとく
いままでとは違う作品の作り方に右往左往としてる自分がいます。
何重もの殻を叩きわって、その先に見えるものを楽しみに、挑んでいきたいです。
<プロフィール>
TOKYOマイムカレッジインストラクター&アシスタント
パントマイム劇団「マイムトループ★グランバルーン」劇団員
パントマイムアーティストグループ「マイムリンク」運営メンバー
東京マイム研究所、入所。
2004年、TOKYOマイムカレッジに入会。細川紘未氏に師事。
2010年、オーガニックマイムをJIDAI氏を学ぶ。
2010年よりパントマイム劇団「マイムトループ★グランバルーン」にて、日本各地、および、海外にてフェスティバルに参加、公演活動、パフォーマンス、ワークショップの指導、イベントの企画運営などを行う。
2011年よりTOKYOマイムカレッジのインストラクターを務める。
2013年度、麻布高校教育総合授業講師アシスタントを務める。
「NO ACTION, NO CHANGE」
「人事を尽くして天命を待つ」
常に自分に言い聞かせています。
そして、このイカロス公演に際しては、自分の肉体、心を信じて、他の出演者の方たちと思いを融合する事。
これに尽きます。頑張ってみます。
marron
●ひとこと♪
まさか、伊熊仁美さんとご一緒させていただける日がくるとは、夢にも思いませんでした。
このメンバーでこの作品にどのように仕上がっていくのか、私自身も楽しみです!
<プロフィール>
シスターひろみ(細川紘未)のyoutube動画をきっかけにパントマイムに興味を持ち2014年に、TOKYOマイムカレッジに入所。会社員の傍ら、パントマイム活動をスタート。
今までに「TOKYOマイムカレッジ Live Party(ライパ)」や「TOKYOマイムカレッジ試演会」など、多数出演。
●ひとこと♪
今回、とある縁から導かれるようにして、この公演に参加する機会を得ることが出来ました。
まさに、「自(おのずか)ら自(みずか)ら」といった感じです。
演じる者、観られる方、全ての方の深奥にあるはずの願いや思い🟰もし、それが共感、共有出来たと感じられたならば・・・自ずから自ら導かれ、進むことができるのでしょうか。
<プロフィール>
選書の業務中(図書館に勤務してました)、選書基準に当てはまらず、選書されない本なのに、シスターひろみ著『みんなのパントマイム』(2015年発行)が、なぜか気になり、個人で購入。
読むだけではダメだ、と、まずはシスター主宰・TMC(TOKYOマイムカレッジ)のワークショップに参加した後、TMC入会。
細川紘未(シスターひろみ)に、パントマイムを師事。
パントマイムをはじめ、非言語・心身からの自然のメッセージを感じとるための取り組みを種々、行ってるが、長年に渡って染み付いた岩盤のような思考、クセを取り除くは容易ならざるものと実感している日々ではある。
そんな中でも一筋の光明はかすかに、ほの見えていると信じ、進んでいるところである。
●ひとこと♪
今年エヴァで開催された伊熊仁美さんによる「感じる力を磨く」ワークショップは、お互いを感じ、聴き動いてみるという、とても新鮮なものでした。
その「感じ合うこと」を大切に取り組んでいるこの公演に参加出来、とても嬉しいです。
また違う自分に出会えるのでは?とワクワクしています。
<プロフィール>
仕事を退職後、2016年シスターひろみ著「みんなのパントマイム」に出会う。
TOKYOマイムカレッジのワークショップに参加後、
TOKYOマイムカレッジに入会。
以後、細川紘未(シスターひろみ)に、パントマイムを師事。
「ライパ」にソロ、アンサンブル(吟醸組合、ハナチヨ)合わせて8作品を作り、出演。
2024年6月、「Girls Pantomime Festa〜女子パントマイムフェス〜」にも出演を果たす。
パントマイムの魅力にどっぷり浸かり、年々身も心も若返って行くのを実感中♪
●ひとこと♪
7・8月の伊熊仁美さんのワークショップに参加、上手くはいかない事が多かったのですがアンサンブルはとても楽しく、もっとやりたいと思いました。
また、今年6月に開催された、「TOKYOマイムカレッジ開校20年特別企画『Girls Pantomime Festa〜女子パントマイムフェス〜』」の時の作品、「通勤電車」を思い出しました。その時に楽しそうにマイムをやっているのを見て、私も楽しくなりました。
観客も一緒に楽しめるパントマイム、私もやれたらと思っていたところイカロス公演の出演のお誘いがあり、やりたいと、参加を決めました。
すぐに緊張してしまう私、大丈夫かなと心配もありましたが、やりたいと言う思いが大でした。頑張って自分が最大限だせたらいいなと思っています。
<プロフィール>
退職後、友と二人、シスターひろみ著「みんなのパントマイム」と出会う。
2016年、TOKYOマイムカレッジ「初心者のためのパントマイム集中ワークショップ」に参加。後に入会。細川紘未にパントマイムを師事。
2020年2月より2023年1月まで、母の介護などのため休止したが2023年2月より、シスターひろみのパントマイムの魅力に強くひかれ、再度師事。
「TOKYOマイムカレッジ Live Party(ライパ)」に「ハナチヨ」というペアで2回出演。